大宏園|Daikouen

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実例

神奈川県 M邸

【実例:リフォーム・デッキ・玉石】神奈川県川崎市M邸の庭

庭のデザインを引き締める
玉石のストライプが個性的

高いフェンスでプライバシーを確保し、和みのデッキスペースにリフォーム

「大島さんの好きなようにつくって!」と奥様から依頼を受けたのは、毎年、剪定のメンテナンスに入っていた神奈川県川崎市のMさんのお宅の裏庭でした。人目に触れる前庭と坪庭をリフォームしたのが16年前。そこからのおつきあいで、人柄もセンスもお互いによくわかっていたので、全面的におまかせいただきました。

裏庭は、元々、コブシやツバキ、モッコクなどが植えられた和の雰囲気のある芝生の庭でした。まず、庭を高さ2mのウッドフェンスで囲い、隣家からの視線が気にならないようにしました。庭全体の背景となることを考えて、幅4cmの細い板を縦に張り、フェンスも和風に仕上げました。設計段階では、黒に塗るアイデアもあったのですが、最終的には飽きのこないオリーブ色に塗装。植物の色ともよく馴染みます。

和室の前には、広々としたデッキを設け、デッキのまわりに3本のモミジを植栽。新緑から紅葉まで四季折々の庭を楽しみながら、お茶を楽しめるスペースをつくりました。庭の中央に設けたのは、雨華石(うかせき)貼りの珪藻土(けいそうど)で仕上げた立水栓。デッキや和室からの眺めのポイントになっています。

「命ある植物だから庭にある木はなるべく残したい」との奥様からの依頼で、コブシやツバキ、モッコクなど既存の木を残したのですが、どう選定しても樹形に締まりがない。そこで、オレンジ色の玉石をデッキと並行に並べ、直線的なデザインを取り入れました。玉石はひとつひとつ私が選んで並べていき、洗い出しにしました。園路はやはり直線で、オレンジ色を引き立てるグレーの珪藻土のたたき仕上げです。直線を庭のデザインに取り入れることによって、既存の和の雰囲気を壊すことなく、モダンな雰囲気に仕上げました。芝生の庭に比べ、メンテナンスも格段と楽になっています。

できあがった庭で過ごされた奥様の感想は、「心にゆとりが感じられような庭」とのこと。デッキは和室の床面と同じ高さにつくられているので、奥様はイスを置かずに、マットを敷いて直接座って庭を眺めているそうです。